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これまでもこれからも 地域とともに 紙産業イノベーションセンター開設10周年

9 産業と技術革新の基盤をつくろう13 気候変動に具体的な対策を
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記事ID:0038964 更新日:2023年11月28日更新

紙産業イノベーションセンター開設10周年

 

11月28日火曜日、「愛媛大学紙産業イノベーションセンター」(妻鳥町)の開設10周年を記念するシンポジウムが、ホテルグランフォーレ(三島朝日)でありました。

企業や教育機関など、市内外から200人以上が駆け付けたシンポジウムには、各界からお祝いと期待の言葉が寄せられました。

 

篠原市長は、祝辞の中で同センターの開設に地元企業が大きな役割を果たしたことに触れ、「自分たちの研究機関という意識が企業の中に生まれたことが、何よりの財産だ」と話しました。そして「多くの先輩たちが築いてきた紙産業を、次の世代さらに次の世代に引き継いで行かなければならない。その中心的役割を果たしてほしい」と期待を寄せました。

紙産業イノベーションセンター開設10周年

 

セルロースナノファイバー(CNF)の世界的権威である東京大学の磯貝明特別教授は、基調講演の中で「二酸化炭素を吸収・固定し、国土の65%を占める森林を有効活用するCNFは、脱炭素社会に必要な素材である。課題を克服するため日々努力している企業を、研究者一同支援していきたい」と話しました。

紙産業イノベーションセンター開設10周年

 

10年間の活動報告をした内村浩美センター長は、教育においても研究においても、同センターは常に地域とともに歩んできたとし、協力してくれた地元企業などへの感謝の言葉を述べました。そして今後のビジョンについては、「教育と研究の両輪を回すことが、地域の活性化につながる。これからも地域の声を聞きながら10年、20年先を考えたい。」と話しました。

紙産業イノベーションセンター開設10周年

紙産業イノベーションセンター開設10周年