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子宮頸がん予防ワクチンの接種について
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)について
平成25年4月から子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)が定期の予防接種となりました。20歳代から30歳代に増加している子宮頸がんは、発がん性のヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することでかかる病気で、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)を接種することで、患者の50~70%の割合で見つかる2つの型である16型・18型のウイルスの感染を予防できると考えられています。
ワクチンを接種することで、HPV感染を防ぐとともに、子宮頸がん検診によって前がん病変を早期発見することで、子宮頸がんを予防できます。
子宮頸がん予防ワクチン接種の積極的勧奨の見合わせについて
子宮頸がん予防接種との因果関係は不明ながら重篤な副反応が発生している事例がみられることを踏まえ、平成25年6月14日厚生労働省から、子宮頸がん予防ワクチンの定期接種について、積極的な勧奨は行わないよう勧告が出されました。
この勧告は予防接種そのものの中止ではありませんが、これをうけて、四国中央市でも積極的な勧奨を控えております。
接種を希望される場合は、ワクチン接種の有効性とリスクを十分にご理解いただいた上で接種してください。
接種を希望される場合は、接種券・予診票をお渡ししますので保健センターへご連絡ください。
※接種をご検討される際や接種をご希望される際には、厚生労働省の下記のリーフレットを必ずお読みください。
厚生労働省リーフレット
HPVワクチンの接種を検討しているお子さんと保護者の方へ<外部リンク>
HPVワクチンを受けるお子様と保護者の方へ<外部リンク>
厚生労働省ホームページ
- ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン)について<外部リンク>
- 子宮頸がん予防ワクチンQ&A<外部リンク>
- 子宮頸がん予防ワクチン接種の「積極的勧奨の差し控え」についてのQ&A<外部リンク>
対象者
小学6年生(12歳相当)から高校1年生(16歳相当)の女子で、接種時に四国中央市に住民登録のある方。
接種回数・種類・間隔
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)には「サーバリックス(2価ワクチン)」と「ガーダシル(4価ワクチン)」の2種類があります。
- 「サーバリックス」を接種する場合・・・3回接種
1回目から1か月後に2回目、1回目から6か月後に3回目を接種 - 「ガーダシル」を接種する場合・・・3回接種
1回目から2か月後に2回目、1回目から6か月後に3回目を接種
接種方法
事前に医療機関(実施医療機関参照)へ予約して接種を受けてください。
県外で接種する方は、事前に県外接種申請が必要ですので保健センターへご連絡ください。申請なく接種された場合は、任意接種扱いとなり、接種料金の払い戻しができません。また、万が一、副反応が生じた場合に定期予防接種に対する保険適用外となりますのでご注意ください。
「持参するもの」
- 母子健康手帳
- 接種券
- 予診票
※接種券、予診票は保健センターでお渡ししますので、ご連絡ください。
実施医療機関
令和元年度 実施医療機関一覧(市内)[PDFファイル/698KB]
四国中央市外の愛媛県内実施医療機関での実施については、保健センターまたは医療機関へご確認ください。