園庭・校庭等芝生化事業

　四国中央市では「子育て環境四国一」を目指し、子どもたちの基礎体力向上や環境対策を始め、地域のふれあいの場の創出や活性化を図るため、鳥取方式による校庭や園庭等の芝生化に取り組んでいます。
　他市の実例では、50メートル走の平均タイムが1秒以上速くなったり、芝と土の地表面温度に13度の差が生じ学習環境が改善されたり、屋外活動が活発化することにより肉体や精神面でさまざまな効果が確認されています。

園庭・校庭等芝生化事業

鳥取方式とは

　鳥取方式の芝生化は、従来型と比べ低コストで養生期間も短く、一年中緑の芝生が楽しめる画期的なものです。夏芝にはティフトン419という品種のポット苗を、冬芝にはペレニアルという品種の芝の播種を行います。
　ポット苗は50センチメートル間隔に植え付け、約2か月で一面が緑の空間になります。初年度コストは、芝刈り機やスプリンクラーの工事代すべてを含めて1平方メートルたり800円程度（従来型5,000円）で、管理コストも1平方メートル当たり100円から140円程（従来型1,200円）と低コストとなっています。
　また、農薬散布を一切行わず、健康や環境面にも害のない方式なので安全です。

芝生植え付け

芝生整備後

協働による事業展開

　この芝生化事業は、市民の皆さんと市との協働事業として推進しています。具体的には、施設利用者である子どもたちの保護者や、周辺地域の住民の皆さんで構成する団体により芝生の管理作業を行っていただき、管理に必要な費用は補助金交付により市が全額負担することとしています。つまり、芝生化を行う上で最も費用が掛かる、芝刈りや施肥等の労力を市民の皆さんに提供していただくことにより、非常に少ない経費での事業拡大が可能となっています。
　平成21年度の事業開始から平成28年度までに、市内16箇所の園庭、校庭及び児童館などの子ども広場が芝生化されていますが、すべての芝生広場において、PTAや周辺住民の芝生サポーターと呼ばれる大人たちが、子どもたちにとって快適な環境づくりに汗を流しています。

園庭・校庭等芝生化事業実施状況

平成28年度の取り組み

　平成28年度から、新たに松柏小学校が芝生化事業に取り組みました。

芝生植え付け前の様子（5月23日）

芝生の植え付け作業(6月12日）

芝生の植え付け

　松柏小学校(下柏町407番地)で、芝生の植え付け作業が行われました。松柏小学校PTAの皆さんを中心に地域の方約1000人の参加がありました。また、生徒の皆さんも植え付けに参加して、秋には芝生の上で運動会を行いました。

5日後の様子（6月17日）

20日後の様子（7月2日）

30日後の様子（7月12日）

芝刈り説明会の様子（7月30日）

60日後の様子（8月12日）

オープニングセレモニーの様子（9月1日）

運動会の様子(9月25日)

松柏小学校ホームページ

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