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ボランティア市民活動の推進に向けた取り組み
時代の変遷と共に、個人の価値観が多様化し、生活に対するニーズも大きく変化してきています。また、地域社会の抱える課題も多様化し、公平性を追求する画一的な行政活動は限界に近づいています。
そのような中で、真に豊かに暮らせる活力ある地域社会を築いていくためには、市民一人ひとりが、自主的な意志により知恵や力を出し合い、助け合いながら、地域課題の解決に取り組み、支え合っていくことが求められています。
ボランティアなどの市民活動は、公的サービスではできない独自性のある柔軟なサービスを提供するとともに、まちづくりへの市民参加、市民と行政の協働社会を築く活動として大変期待されています。
今後、市民一人ひとりが、積極的にボランティア市民活動に参加できる環境を整備し、市民と行政が協働でまちづくりを進めていくための仕組みをつくることが必要不可欠です。
四国中央市第3次ボランティア市民活動推進計画
四国中央市第3次ボランティア市民活動推進計画は、従前の計画を尊重した上で、現状や課題を整理するとともに、今後の方向性を示し、本市におけるボランティア活動推進にあたっての基本的な考え方や、市の総合的な推進施策を示したもので、平成31年3月に策定しました。
なお、推進計画の根幹となるのは、平成19年7月に施行された四国中央市自治基本条例です。自治基本条例は、自治に関する基本的な理念や市政運営の基本的事項などを定めたもので、市の条例や計画などは、自治基本条例の規定に適合するように制定または運用されることとなっており、四国中央市の憲法と言えるため、推進計画もそれに沿った形で策定されています。
第3次計画では、平成30年9月に移転したボランティア市民活動センターの機能強化や企業ボランティアの推進等について、それぞれ具体的な実施項目を定め取り組むことになっています。
四国中央市第3次ボランティア市民活動計画 [PDFファイル/2.8MB]
四国中央市第3次ボランティア市民活動推進計画(概要版) [PDFファイル/1.33MB]
ボランティア市民活動センター
ボランティア活動や市民活動についてのさまざまな案内・相談や、ボランティアをしたい人と、ボランティアを求める人の仲立ちを行います。また、個人でも団体でも活動に取り組みやすく、発展的に続けられるようにサポートしており、主に次の事業を行っています。
- ボランティア情報の収集と提供
- ボランティア相談窓口の設置
- 広報・啓発活動
- 人材の育成と養成
- ボランティアの交流とネットワークの推進
- ボランティア活動に関する調査研究
- ボランティアへの場所・施設の提供
- 災害ボランティアの育成
ボランティア市民活動推進協議会
ボランティア市民活動推進協議会では、ボランティア活動などの市民活動を振興し、市民参加や市民と行政の協働を進めていくための必要なルールや方策などを協議することを目的とし設置しています。
ボランティア市民活動推進協議会の役割
- ボランティア活動推進計画の策定または改定に関すること
- ボランティア活動推進計画の推進に関すること
- ボランティア市民活動センターに関すること
- その他必要な事項
関連リンク
- 四国中央市ボランティア市民活動センター<外部リンク>
- 愛媛ボランティアネット<外部リンク>