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偽セキュリティ警告画面にご注意を!
インターネットを使用中、突然「ウィルスに感染しました」「システムに問題がある」等の警告画面が表示され、不安になって慌ててセキュリティソフトやサポートを契約したが、実際には不要な契約だったという相談が寄せられています。
相談事例
インターネットを使用中、突然パソコンの画面に「ウィルスに感染しました」という画面が表示された。大手セキュリティ会社のロゴのような表示があったので、画面に記載された電話番号に電話をしたところ、「対処しないと危険」等と言われ、遠隔操作ソフトのインストールを指示され、クレジットでサポート契約をした。約1時間の操作後「3年間のサポート代を含めて10万円」と言われた。さらに「5万円のウィルス対策ソフトを入れる必要がある」等と言われた。
警告画面が表示されたら…
この手口は、ウェブサイトで広告が表示される仕組みを用いて、偽の警告画面を表示したり、警告音を鳴らしたりしていると思われます。ですから、インターネットでウェブサイトを閲覧していれば誰でも遭遇する可能性があります。このような場合は、慌てないようにしましょう。
- 警告画面が表示されても警告音が鳴っても、慌てずに画面を閉じてください。実際にウィルス感染した訳ではありませんから、画面を閉じるだけで問題は解消されます。画面が消せない場合はブラウザを強制終了するか、パソコンを再起動してください。
- セキュリティソフトはダウンロードもインストールもしないでください。
- 表示された電話番号に電話をしないでください。
- 偽警告画面かどうか判断できない場合は、画面をそのままにして独立行政法人情報処理推進機構(IPA)に相談してください。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 情報セキュリティ安心相談窓口
電話:03-5978-7509 ファクス:03-5978-7518 - 「解約できない」「解約方法が分からない」などの場合は、消費生活センターに相談してください。