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真鍋淑郎博士への四国中央市市民栄誉賞授与について

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記事ID:0024320 更新日:2022年1月19日更新

 このたび、本市新宮町出身で「ノーベル物理学賞」受賞者の真鍋淑郎博士に対し、「四国中央市市民栄誉賞」をお贈りすることを決定しました。

 「四国中央市市民栄誉賞」は、学術、文化、芸術、スポーツその他の分野において、国際的に優れた功績を残し、広く市民に敬愛され、本市の名声を高めた者に対して、その功績を表彰するものです。

 市民栄誉賞の賞状や記念のメダル、記念品として白無垢の松竹梅の水引をお渡しすることとしておりますが、現在、全世界で新型コロナウイルスの感染が拡大しておりますことから、授賞式は行わず、後日、準備が整い次第、郵送にてお送りすることといたします。

 ノーベル物理学賞受賞という、真鍋博士の偉業をたたえるとともに、市民の皆さんと一緒に祝意をお伝えします。

市民栄誉賞

真鍋淑郎博士から市民の皆さまへのメッセージ

愛媛県四国中央市

 市民の皆様

 

 この度は、四国中央市市民栄誉賞を頂けることのお知らせを頂き、謹んでお受けいたします。

 大変名誉なことです。

 有難うございます。

 故郷に帰り、直接皆様にお会いして、この喜びを一緒に祝いたいのですが、このコロナの下かないませんが、近い将来、お訪ねできるのを楽しみにしています。

 四国中央市の益々の発展を祈り、ご挨拶に代えさせて頂きます。

 

                             米国プリンストン市

                                  眞鍋 淑郎

真鍋淑郎博士の実績

 眞鍋氏は、昭和6年、宇摩郡新立村(現 四国中央市)で出生、愛媛県立三島中学校を経て、東京大学理学部物理学科に入学、更に同学大学院に進まれ、昭和33年には理学博士号を授与された。

 また、同年に渡米され、米国気象局気象研究員等として気象に関する研究に従事されるとともに、昭和43年にプリンストン大学において大気海洋研究プログラム教授待遇講師に就任、コンピュータを活用して、温室効果ガスの増大と地球温暖化との関係を明らかにする、世界の先駆けとなる研究に取り組まれ、地球温暖化予測の礎を築かれた。

 さらに、平成元年には、国連の「気候変動に関する政府間パネル(1PCC)」の第一次報告書の執筆者になるととともに、平成九年には、地球フロンティア研究システムの地球温暖化予測研究領域長に就いたほか、再びプリンストン大学の大気海洋研究プログラムにおいて、平成14年に客員研究協力者、平成17年からは上級気象研究者として、地球温暖化に関する研究を続けられている。

 二酸化炭素などの温室効果ガスが地球温暖化に影響を与える点にいち早く着目され、大気と海洋の循環を組み合わせた気候変動モデルを開発し、令和3年、ノーベル物理学賞を受けられた。

真鍋淑郎博士の略歴

昭和 6年  宇摩郡新立村(現 四国中央市)に生まれる

昭和28年  東京大学理学部物理学科 卒業

昭和30年  東京大学数物系研究科修士課程 修了

昭和33年  理学博士(地球物理学)

昭和33年  米国気象局気象研究員

昭和38年  米国海洋大気庁上級研究員

昭和43年  プリンストン大学大気海洋研究プログラム教授待遇講師

昭和58年  東京大学理学部地球物理学科客員教授

平成 9年  地球フロンティア研究システム地球温暖化予測研究領域長

平成14年  プリンストン大学大気海洋研究プログラム客員研究協力者

平成17年  プリンストン大学大気海洋研究プログラム上級気象研究者

 

昭和41年  日本気象学会藤原賞を受賞

平成 4年  カール=グスタフ・ロスビー研究賞を受賞

平成10年  ミランコビッチ・メダルを受賞

令和 3年  文化勲章を受章

令和 3年  ノーベル物理学賞を受賞

パネル展

 真鍋博士のメッセージや写真、ノーベル受賞記念講演の和訳などのパネルを市役所1階にて展示しております。

パネル展「祝ノーベル賞 真鍋淑郎博士」をリニューアルしました