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お茶どころ 愛媛県四国中央市&ブレンド茶の紹介

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記事ID:0019522 更新日:2021年6月29日更新

1 地理・気象・特産品

四国中央市は愛媛県の東部に位置し、平成16年4月に旧伊予三島市、旧川之江市、旧土居町、旧新宮村の2市1町1村が合併して誕生しました。

温暖な瀬戸内の燧灘に面し、東は香川県、南東は徳島県、さらに南は高知県の県境に接する四国の中央部に位置する利便性の高い地域であり、高速道路が交差する交通の要衝として3つのI.Cを有しています。

 春先から台風シーズンにかけて、高知県側から法皇山脈を越えて、南から吹き抜ける「やまじ風」は日本の三大局地風のひとつに数えられています。

強風の影響を受ける平坦地域の豊かな土壌で育った里芋や山の芋は、本市の特産品として全国へ出荷しています。

一方、山間地域では、四国山脈と法皇山脈の山峡を縫う銅山川流域で、季節を問わず発生する深い霧と山間地特有の寒暖差といった自然の恩恵を受け、お茶の栽培が盛んで、愛媛県内の生産量のうち、約4割を占める県下最大の「茶どころ」です。

2 茶の沿革

旧新宮村では昭和29年に静岡県から「やぶきた」を導入しました。また、旧伊予三島市富郷町では昭和32年から「やぶきた」を新植、生産奨励をしました。

昭和50年頃、愛媛県の集団茶園事業で拡大し、山間地域に産地が形成されました。

近年、高齢化や担い手不足で茶の生産量が減少し、新型コロナウイルス感染拡大の影響により販売額が減少したことから、茶業の生産振興を図るため、茶工場、生産者、行政で構成する「うま茶振興協議会」を設立しました。(令和3年2月15日)

3 地域ブレンド茶を商品化

これまで新宮地域の茶工場3社(脇製茶場・大西茶園・JAうま)、富郷地域の茶工場1社(JAうま)がそれぞれ独自の商品を生産、販売してきました。

今回、前述の「うま茶振興協議会」設立を機に、新商品の試作について協議を行い、新たな取組みとして新宮、富郷地域の茶葉の特徴を活かして、各茶工場の上級の茶葉を調合した、地域ブレンド茶を商品化しました。

ブレンド茶概要

ブランド名:「結の霧ひめ」

商 品 種 類:煎茶・ほうじ茶        

内容・価格:リーフ・50g 1,000円
      ティーバッグ・24g 1,000円

製   造:新宮地域の茶工場(2社)と富郷地域の茶工場(1社)が茶葉を脇製茶場へ持ち寄り、調合、仕上げ加工、袋詰め工程を経て商品化

特   徴:新宮の甘み&富郷の豊かな香りのブレンド
      甘み・渋み・苦みの調和とれた芳醇な味わい
        ほのかな甘みとすっきりとした後口

販 売 場 所:有限会社脇製茶場
      愛媛県四国中央市新宮町馬立4630
      Tel:0896-72-2525

      大西茶園
      愛媛県四国中央市新宮町上山3268
      Tel:0896-72-2224

      霧の森
      愛媛県四国中央市新宮町馬立4491-1
      Tel:0896-72-3111

      ジャジャうま市
      愛媛県四国中央市中之庄町1684-4
      Tel:0896-23-3377

      おいでや市
      愛媛県四国中央市妻鳥町1121
      Tel:0896-59-6001

      ネット販売はこちらhttps://yuinokirihime.com/<外部リンク>

 

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