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地産地消・食育などについて

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記事ID:0003714 更新日:2020年9月7日更新

四国中央市の推進方針・計画

『地産地消』とは

 「地域で生産された食べ物(農産物)をその地域内、またはできる限り近い地域で消費する」という考え方により行われている取組のことです。

『地産地消』の取り組み

 平成15年から旧土居町において農業委員会が中心となって実施して参りました。生産者は、子供の笑顔に励まされ、作ることに喜びを直接感じ、児童生徒は、給食で頂くものに感謝の気持ちを持つようになりました。給食センターの調査では、地場産の食材が増えるごとに残飯が減少しているという結果をみております。児童生徒の生きた食農教育(田植え、生育観察、かかし作り、収穫祭、おにぎりパーティー等)にかける関係者各位の熱意が通じたと思います。

『食育』について

 四国中央市地産地消推進委員会では、「生産者」としても「消費者」としても、「食」と「農」を支えていく、地域の将来を担う子供たちに学校給食を通して「目で見て、聞いて、体験して、味わう」心に残る生きた体験活動の場を提供することにより、子供一人一人が自分で考える「食育」を育むことだと考えています。
 結果が手にとってすぐ見えるものではありませんが、地域におけるこの努力がやがて「良い消費者」と消費者のニーズの分る「正しい生産者」として、「農」の再生を図ってくれるものと信じます。

『学校給食』における取り組み

 給食センターの調査では、地場産の食材が増えるごとに残飯が減少しているという結果をみております。学校給食において今実際に取り組んでおりますのは、「安定消費及び安定供給の体制がとれるもの」ということで、米飯給食用米の地場産「うまそだち」を100%使用するほか、給食用野菜等、現在24品目を供給しております。
 食育を通し子供たちの成長に地場産の農産物を活用し、地域の農業の再生と活性化を図ると共に子供たちの郷土に対する愛着と笑顔の「おいしかったよ。」「ありがとう。」の声がよりたくさん聞けるように、より「生産者」と「消費者」が顔と声が分る、笑顔でつながる「地産地消」を推進できるよう努力して参りたいと思います。

『食育』から『食農』へ

 「食育」については、子供たちだけのものではありません。地域に共に生きる私たち大人も子供たちと同様に今までの食のあり方を考え直し、「見た目が美しいものより、食べて安全、安心な物」を「外国産のものより国産の物を」できるならその中でも「地場産の生産者の顔が見えるもの」を「季節はずれの珍しいものより、旬の新鮮な栄養価の高いもの」をと「食」と地域の「農」について再考をしなければなりません。

『食育』に根ざした『地産地消』を推進する都市宣言

 飽食の時代と言われながら我が国の食料自給率はなお低迷し、輸入に頼る現状から命の根源である「食」の安全性が問われる今、四国中央市は、市民の健康は「身土不二」の食生活によってこそ守られることを認識し、豊かな自然環境とその恵みを生かした第一次産業の重要性を改めて確認し、継承していくことをここに誓う。
 未来を担う子どもたちをはじめ全ての市民が、生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性を育んでいく礎となる「食育」を根幹として、我が地域の、ひいては我が国の食料自給率の向上に寄与するため「地産地消」を推進し、安全安心を第一に消費者と生産者が信頼関係を構築して、地域社会の活性化を目指し、豊かな食文化の継承と発展、環境と調和のとれた食料の生産及び消費の実現を図るため、ここに「『食育』に根ざした『地産地消』を推進する都市」となることを宣言する。