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水質Q&A

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記事ID:0004116 更新日:2020年9月7日更新

お客様から、水質に関して問い合わせの多い事項についてまとめてみました。

色・濁り

赤い水が出る

 屋内配管の鉄錆が原因です。

 主に屋内配管の鉄錆(赤さび)によるものです。
 赤い水が出た時はしばらく水を流し、きれいになってから飲用してください。
 このとき流した水は、掃除や植木、庭のまき水等、飲用以外に使用してください。

白い水が出る

 水道水に溶け込んだ空気が原因です。

 コップ等に水をとった際、短時間で下から透明になる場合は、水道水に溶け込んだ空気が小さな気泡となって出てきたもので問題ありません。
 給湯施設等により加熱されたことで溶け込めなくなった空気が出てきたものや、加圧ポンプや蛇口などで負圧になり過剰に溶け込んだ空気が圧力の低下により出てくることなどが考えられます。

黒い異物が出る

 ダイヤフラム・パッキンやマンガンが原因です。

 異物がゴム状の場合、蛇口のパッキンや、アパート・マンション等のポンプや加圧タンクのダイヤフラムが考えられます。
 双方とも交換の必要があります。しばらく水を流してきれいになってから飲用してください。
 またマンガンが原因の場合は、しばらく水を流し、きれいになってから飲用してください。
 このとき流した水は、掃除や植木、庭のまき水等、飲用以外に使用してください。

タイル・浴槽・タオル等がピンク(桃色)になる

 霊菌類(セラチア菌等)の繁殖が原因です。

 空気中にある雑菌のうち、赤い色素をもつものが繁殖したものです。
 代表的なものに霊菌(セラチア菌)があります。
 他にも雑菌が繁殖している可能性があるので、漂白剤や熱湯消毒等で取り除いてください。
 取り除いた後は、洗浄・乾燥を心がけてください。

味・におい

カルキ(塩素)臭がする

 残留塩素が原因です。

 水道水は、法律(水道法施行規則第17条第3項)によって、給水栓水で0.1mg/L以上の残留塩素があるように義務付けられています。
 この残留塩素があるために、水道水は病原菌等の汚染から守られています。
 水質にあわせて塩素の入れる量を調整していますが、地域や季節・体調などによりカルキ(塩素)臭が普段より強く感じることがあります。
カルキ(塩素)臭は、あるのが普通ですので、ご安心ください。