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火事からの避難方法について
火災からの避難・脱出
- 火災で亡くなられた方の半数以上が逃げ遅れです。
- 初期消火の限界を見極め、早めに避難しましょう。
避難のコツ7か条
- 天井に炎が燃え移ったら消火をあきらめ避難しましょう。
- 服装や持ち物にこだわらず、少しでも早く避難しましょう。
- 避難する時はお年寄り、子供などを優先しましょう。
- 煙の中では姿勢を低くして煙を吸い込まないようにしましょう。
- 他の部屋などへの延焼を少しでも遅らせるため、燃えている部屋のドアや窓を閉めて避難しましょう。
- 一度逃げ出したら、ぜったいに戻らないようにしましょう。
- 逃げ遅れた人がいたら、消防隊員にすぐ知らせましょう。
煙は怖い!
煙が引き起こす危険
窒息 | 煙の中の高温微粒子が肺細胞を傷つけ、呼吸困難ののち窒息に至る。 |
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有毒ガス | 煙に含まれている一酸化炭素や塩素ガスを吸い込むと、中枢神経が冒される。 |
視界が遮られる | 煙が立ち込めると見通しが利かず、行動が阻まれて逃げ遅れる。 |
煙の特徴
- 熱せられると勢いよく上昇する。
- 室内が燃えていると酸素が減り、煙は増える。
- 燃えている場所を離れるにつれて、空気に冷やされて急激に下降する。
- 煙の上昇速度は秒速5メートル、横方向への速度は秒速1メートルで広がる。
煙からの防衛方法
- 顔を床面に近づけて煙を吸い込まないようにする。
- タオルやハンカチを鼻や口に当て、熱い煙を吸い込みにくくする。
- 壁と床、階段などの直角コーナーには、煙のない空間がわずかにできるので、この空間を利用して酸素を吸う。