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飛沫防止用シートに係る火災予防上の留意事項

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記事ID:0002023 更新日:2020年10月13日更新

レジカウンター等で飛沫防止シートを使用している場合はご注意を!

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、レジカウンター等への飛沫防止用シートの設置が増えているところですが、先日、大阪府内の商業施設において、シートに着火する火災が発生しました。
 シートの素材によっては、着火、燃焼しやすいものであることから、以下の点を参考に、火災予防にご留意願います。

  1. 火気使用設備・器具、白熱電球等の熱源となるものから距離をとること
  2. スプリンクラー設備の散水障害が生じない位置に設置するとともに、自動火災報知設備の感知器の未警戒部分が生じないようにすること
  3. 避難の支障とならないよう設置すること
  4. 必要に応じて難燃性または不燃性のものの使用を検討すること

感染症拡大防止予防ガイドラインに「シートの火災予防上の留意点」が追加

 令和2年7月22日付、総務省消防庁予防課より情報提供があり、各業種の感染症拡大防止予防ガイドラインに「シートの火災予防上の留意点」が記載されることになりました。上記の留意事項に加え、さらに以下の点をご留意願います。

  1. 火気使用設備・器具、白熱電球等の熱源となるものの近くには原則設置しないようにすること。ただし、これらの近くに設置することが感染予防対策上必要な場合にあっては、燃えにくい素材(難燃性、不燃性、防炎製品など)を使用すること。
  2. 同じ素材であれば、薄いフィルム状のものに比べて板状のものの方が防火上望ましいこと。
  3. 不明の点があれば、最寄りの消防署に相談すること。

燃えにくい素材の考え方については、以下を参考にして下さい。

  • 一般的に、飛沫防止のための使用が考えられる透明のシート類については、引火点、発火点、自己消火性の有無等の性質を踏まえると、ポリ塩化ビニール製やポリカーボネート製のものが比較的燃えにくい素材であると考えられる。
  • 難燃性、不燃性、防炎製品などの情報については、製造者等の製品仕様を確認することが望ましい。
  • シート類については、(公財)日本防炎協会が定める防炎性能基準に適合するものが防炎製品として認定されているものがあり、防炎製品として認定された製品や材料には防炎製品ラベルが貼付されている。

飛沫防止用のシート設置に係るリーフレット(総務省消防庁)

飛沫防止用のシート設置に係るリーフレット [PDFファイル/1.37MB]

飛沫防止用シートの燃焼比較映像(日本防炎協会提供)

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。飛沫防止用シートの燃焼比較映像(YouTube)<外部リンク>

お問い合わせ

四国中央市 予防課
住所:〒799-0413 四国中央市中曽根町500番地
電話:0896-28-6940

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