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令和元年11月 市長のひとりごと

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記事ID:0016903 更新日:2019年11月1日更新

移動式トイレ

 季節はどんどん進み秋に入り、台風が15号、19号と九州、四国ではなく関東地方を直撃した。停電、河川の氾濫(はんらん)、浸水、道路の寸断、公共交通機関のマヒなど、我々は痛いほど経験している。被害が規模的に大きくなっているが、亡くなられた人やご家族、被災されたみなさんに、衷心よりお見舞い申し上げますとともに、一刻も早く復旧復興に向けて作業が本格化できますよう祈念いたします。

 先日、坂出で四国市長会があり、上京の折の途中下車のような感じで参加した。その中で移動式のトイレの話があり、トレーラーになっていて、一台で4人の利用が可能とのことであった。私は非常に興味を持った。自分のところだけでなく、被災された地域へ移動して応援ができる。水、電気、トイレ、風呂は生活の必需品である。愛媛国体の時、中村知事から簡易トイレは、ぜひ水洗のウォシュレット式で考えてくださいという話があった。私は賛同して本市の担当にそのようにお願いした。移動式トイレは本体を入れ、およそ1500万円から2千万円くらいの経費がかかると思う。財政担当、議会等々と一度相談してみようと思うが、駅のエレベーターと一緒で、費用対効果だけでははかれないものがあるように思っている。市民のみなさん、どうでしょう!

 常に災害は「明日は我が身」であります。

令和元年11月1日

四国中央市長 篠原 実

篠原市長顔イラスト