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参議院議員選挙
先日、友人の運転で自家用車を使って、県内を500キロほど駆け巡った。まず、自宅を6時30分に出て今治へ、そして土居町…西条(丹原)…東温市…伊予市…西予市…宇和島市集会まで、そこから自宅へ向けて帰路についたのが、ちょうど18時であった。
参議院議員の全国比例区の候補者の選挙運動である。これとよく似た行程が、毎日ある。全国比例区の選挙運動は、まさに非人間的である。地方の選挙区は楽かと言えば、もっと厳しいと言える。神経がくたくたになる。選挙の内臓疲労が癒されるのに、終わって約1か月はかかる。選挙というのは、人間をとことん追い込んで、後々の政治活動をしていくための逞(たくま)しさを鍛えるためにあるのかな…なんて思ったこともあった。
どんな選挙でも、全く一緒だということはない。毎回内容が違うし、スタイルも異なる。それが、私の場合には、選挙を通して人間の勉強をさせてもらっているという実感になる。結果は今は全くわからない。終わったら次の戦いが始まっている。次は何の選挙が待っているのかもわからない…!
令和元年8月1日
四国中央市長 篠原 実