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令和元年5月 市長のひとりごと

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記事ID:0016954 更新日:2019年5月7日更新

「市役所立体駐車場」

 桜花爛漫も、初夏のささやかな突風とともに、いずこかに去っていく。生命の次の営みが瞬時に始まっている。旧庁舎が解体され、大きな重機が地盤改良の作業を頑張っている。R階を入れて3階建ての立体駐車場(170台程度)になる予定である。桜の生態のように、人間の目と心に叙情を掻き起こさないけれど、人のエネルギーもまた、生命の連続が醸し出す風景を作り出していく。いい気候の日には、多々羅大橋の橋脚が市長室から見える。県境を結ぶ(愛媛大三島と広島生口島)しまなみ海道の中心的大橋である。まだしまなみサイクリングコースの情報が乏しい頃、今治で自転車を借りて、生口島の瀬戸田町に一泊して往復70キロ走ったことがあり、秋の連休の頃であったが、顔が日焼けで真っ黒になってしまった。

 瀬戸の島々と海峡の大パノラマの絶景、厳しい政治的環境でもがいていた自分がまるで映画のワンショットのように記憶にある。この立体駐車場も自分史の中で早くかすんでくれることになればいいのにな、と思う。

令和元年5月1日

四国中央市長 篠原 実

篠原市長顔イラスト