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シトラスリボン運動
昔、昔、多くの人に迷惑をかけてしまうようなことをしでかして、落ち込んで、がっくりきて、家に閉じこもっていた時があった。友人や知人の激励、家族の支えもあって立ち直ることができた。今思い出しても、苦い記憶しかない人生の一コマである。その中で二つの言葉が今も記憶にある…
人のうわさも七十五日…
みんないろんな思いをして人生を漕(こ)いできている…
「漕(こ)ぐ」という言葉が心境にぴったしきて、そうだなと思った。
コロナウイルスで、心労を抱え治療されている患者のみなさん、献身的なご努力を頂いている医療従事者のみなさん、また、関係者のみなさんなどへ、差別的な言葉や書き込みなど、ひどい中傷が起きている。こんなことは人間として許されないという視点で、差別反対という意思表示で、シトラスリボン運動が広がってきている。
四国中央市でも、民間を含め、役所をあげて賛同して運動を盛り上げようではありませんか!
… シトラスリボン プロジェクト …
「ただいま、おかえりって言いあえるまちに」
新型コロナウイルスに感染しても、地域のなかで笑顔の暮らしを取り戻せるように、という思いをシトラス色のリボンに込め、広める運動
令和2年6月1日
四国中央市長 篠原 実