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皐月・・端午の節句・・鯉のぼり
令和4年度がスタートした。人事は悲喜こもごもだろう。40名の市役所新職員も1か月が経過する。人生という絵の描かれていないキャンパスに自分の足でデッサンしていく。消しゴムで下絵を何回もやり直しをしながら、日々自分の心が映る鏡をはあはあ・・と熱い吐息で曇りをけしつつ、苦闘するのである。自分の足跡を振り返ると、あの峠、あの谷川を超えてきたこと、自分を褒めてやりたいという気持ちが何れの階段の年齢は別にしてやってくる。疲れた時は、足を止めてごろんとアリに噛まれないように寝そべることである。もし空が晴れていたら、お日様と雲が全宇宙のように目に飛び込んでくるだろう。
この足この手この背中に、職場の人間、いつも一緒の家族をすべて抱えて立ち上がる元気がでれば、起き上がってまた歩こう。
いろんな人が、自分を支えてくれていたことに気がつくであろう。
令和4年5月1日
四国中央市長 篠原 実