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卯月 四月桜花らんまん
今の季節、冬が来たと思えば夏も来て、春夏秋冬を体験できる。仕事も東西南北、人間が行き交う。それだけ落ち着かないともいえる。
コロナが少し収まってきた。でも、市民も市職員も感染者がゼロになったかといえば、そんな簡単にはいかない。花粉症やインフルエンザなど、病はいつチャンスがあるかという顔をして待機している。手のひらに息をふき返し暖をとっていた頃よりは気分的にはいい。桜の便りももう音を立ててやってきそうである。
人が生きていく中、いっぱい哀歓がある。言えばきりがない。一つひとつ踏みしめて、滑りそうになることも、嫌でも踏み固めながら一歩前へ行くのだ。そうすれば、時として風花が舞いながら我が身を包んでくれることもあるかもしれない。春はさまざまなイベントがある。腰が痛かろうが膝が壊れそうになろうが、青年の手を借りてでも参加するのだ。それを選択したのは自分自身だからね。
春は嫌いな季節でしたが、最近そうでもなくなってきた。
今年度も頑張るぞ。
令和5年4月1日
四国中央市長 篠原 実