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赤ん坊は市民の宝
「もうどうにもならないぜ!」と思うような夏、じっとしているだけで汗が出る。車のドアもやけどしないように、そーっと手で優しく開けていた。
夕方、油断すれば蚊がそーっと何匹も寄ってくる。夏をしぶとく凌いだ2匹の蚊が左の手首にくらいついている。一瞬、可哀そうに思ったが、右手がパシッと叩いていた。夕方の殺生はあまりいい気はしないが、見逃すほど私も修行はできてない。
仕事部屋から見る夕日の落ちていくスピードが段々速くなってきた。あと少しで彼岸の中日がくる。今年の夏も多くの人に支えていただいた。
夏は暑ければ暑いほど、たくさんのメモリーがある。第一、命があったなと思う。まだまだ残っている仕事に性根を入れなおして、がんばれと叱られているようにも思える。
「3人目の赤ん坊は自宅で家族の手を借りて出産するの」と気合いを入れていた娘に女の子が誕生した。ご苦労さんでした。みんな応援しているよ。
令和5年10月1日
四国中央市長 篠原 実