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うがいと石鹸でよく手を洗いましょう!
今年は涼しくなるのかなと思わせるような気候であったが、自然は幾何学的にはいかないが、おおまかに人間の気候感覚に近い相応の環境にしてくれている。
ただ、ダムの貯水率だけは、予想通り下がってきている。先日、水資源機構の方が来られて冬場の水不足問題を心配されていた。これだけは自然にお任せするのと、我々が節水の努力をする以外に方法はない。
私がこの職について、毎年冬場には担当職員と心配するのが慣例になっている。
紙を漉くのは、水と共同でありその恩恵でもある。この冬も覚悟してかからなければならないと思っている。地球温暖化は、第一次産業にも深刻な打撃を与えている。
産業祭の見事な農産物を見ると、いつまでもこの品評会が続けていける環境であって欲しいと思う。
予想通り、若年層を中心にインフルエンザが広がっている。まあそうは言っても心配ばかりしてもはじまらない。うがいをして、手を石鹸でよく洗い、できることに努力していこうと思っている。
今年も、いいこともつらいことも、今からもっとがんばらなければならないこと、過去のこと、未来のこと、現在進行形の今を生きています。そのことに感謝しながらがんばりましょう。
四国中央市長 篠原 実