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令和6年9月 市長のひとりごと

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記事ID:0044764 更新日:2024年9月1日更新

猛暑、酷暑、残暑、スリーパット…

 

 昔々、7月に入り、夏休みが始まり、暑い暑いと言いながらも、随分過ごし易くなってくると、セミの鳴き声も終わり、赤とんぼが群れを成して飛び始める。段々夏休みも残り少なくなってきて寂しさが心の多くを占め、高校野球の最終盤を見ていたことを思い出す。

 毎日自分がしなければならないことを、けじめをつけて、焦る気持ちを抑え、真夏の太陽に負けないように頑張っているが、自分の思うように進行しているとは言い難いことも蓄積している。なるようにしかならないと開き直ってみても、少年の頃の感情に似て複雑な心持ちである。夏の夕方、沈む夕日に同情して「もう少し頑張って」と、声をかけたくなるのは年齢を重ねてきた証だろう。

 背中から多くの人の励ましや叱咤が聞こえてくる。有難いね!

 あと少し、あと少しと朝日に負けないように、残暑厳しいが知らん顔して、自分に負けないように、道路わきの電柱を数えながら踏ん張っているのだ。

 人の気持ちというのは面白いね。つくづくそう思うね。

 市販のアイスクリームを、冷めたコーヒーに入れて飲むのもすごくうまいよ!

 

令和6年9月1日

四国中央市長 篠原 実

市長の顔イラスト