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選挙、勝てば官軍か?
さすがに少し暑さも和らぎ、布団が恋しくなってきた。
地方祭の太鼓の音もよく響いている。
一方、国政選挙は新聞、テレビを中心に話題が豊富である。正雄かどうかあやふやな話は別にしてにぎやかである。
衆議院議員の選挙は、法律と国の借銭を決める権限を委ねることであり、一定期間そのことを委ねることになる。地方自治の選挙は別にして、大変身近で重要なことである。
好きとか嫌いとかだけで選んだらいいものではない。多くはそう言いながら好みで選んでしまうことが多い。
私も、半世紀近くその選挙に関わってきた。記憶には、楽しいことも、思い出すのも嫌だということもある。世の中の人間が抱えている欲望も、喜怒哀楽も、すべて飲み込んで決着をつけようとするのである。
今、それが行われようとしている。
勝てば官軍、とは言い切れないと思うこともたくさんある。
令和6年11月1日
四国中央市長 篠原 実