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マダニによる感染症にご注意!!

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記事ID:0003951 更新日:2020年7月27日更新

マダニによる感染症が増加しています。
マダニに咬まれないように注意しましょう!

マダニとは?

  • 森林や草地などの屋外に生息する比較的大型のダニです。(吸血前3~8ミリ、吸血後10~20ミリ)
  • 食品や衣類などにつく家庭のダニとは全く種類が違います。
  • シカ、イノシシ、野ウサギなどの野生動物が出没する場所に多く生息しています。
  • 飼い犬等がマダニを付けて持ち帰ることもあります。
  • 春から秋にかけて活動が活発になります。
  • 皮膚の柔らかいところ(わきの下、足の付け根、手首、ひざの裏、胸の下、頭など)を探して咬みつきます。
  • 咬まれると、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)日本紅斑熱などの感染症になることがあります。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは?

潜伏期間

マダニに咬まれて6日~2週間後に発症

症状

  • 発熱、嘔吐、下痢、腹痛など
  • 重症化し、死亡することもある(県内では33人中8人死亡) 令和2年6月18日現在
  • マダニの刺し口が見つからないこともある

県民の感染状況

ほとんどの県民がSFTSウイルスに感染したことがないため、今後ウイルスを持ったマダニに咬まれた場合、感染・発症する可能性があります。

日本紅斑熱とは?

潜伏期間

マダニに咬まれてから2~8日後に発症

症状

  • 頭痛、全身倦怠感、発熱
  • 発熱とほぼ同時に手足などの末梢部から紅色の発疹

マダニに咬まれないために!

  • 防虫スプレー(ディート含有)を、肌の出る部分や襟、袖、裾などに噴霧
  • 帰宅後は上着類を家の外で脱ぎ、すぐに入浴してマダニに咬まれていないか確認!
  • 飼い犬等の散歩後は、犬にマダニがついていないか確認!
  • 獣医さんと相談のうえ、定期的にマダニ駆除剤を使用
  • 犬小屋等はいつも清潔に!

マダニに咬まれたら!!

  • マダニに咬まれても、痛みや痒みは少なく、気づかないこともあります。
  • 吸血中のマダニに気づいたら、手でつぶしたり、無理に引き抜いたりせず、医療機関で処置しましょう。(犬についたマダニも手でとらないでください。)
  • 野山に出かけた後に熱などの症状が出たら、速やかに医療機関を受診してください。

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