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11月20日金曜日、土居高校で第2回愛媛大学出前講座が開催されました。
講座は1年生を対象に、「お札の技術と新たな紙製品開発の可能性」という演題で行われ、生徒たちは、紙幣や身近な紙製品を通じて紙製品の多様性を実感し、紙に付与されている機能について学びました。
講師の内村浩美教授(愛媛大学紙産業イノベーションセンター長)は、縦76mm横150mmという小さな面積の千円札に込められた真偽判別技術、機械読取技術などさまざまな機能を紹介し、生徒たちは紙幣を手に取り改めて観察し、紙幣に施された高度な技術を実感しました。
さらに内村教授は「工夫することで新しい機能が生まれ、製品開発に繋がります」と話しながら、現在、愛媛大学で研究されている紙素材セルロースナノファイバーの紹介も行いました。