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3月18日木曜日、三島小学校グラウンド内にある「かしの木」の横に、「かしの木2世」が移植されました。
三島小学校のシンボルである「かしの木」は、樹齢が約110年の老木で樹勢が弱っていることから、「今の状態を維持するためには枯れた枝を落とす」、「3メートル以内に入らない」、「若木を植えるのが良い」という対策が必要であることから、「サークルベンチの設置」と、「かしの木2世の移植」が行われることとなり、費用は旧三島財産管理委員会の寄付で賄われました。
「かしの木2世」を自宅の庭で育てていた後藤さんは、「28年前、娘が小学校1年生の時に持って帰ってきた苗木が成長し、このように小学校に帰ることになって、とても驚いています。これからは小学校のシンボルとして、いろいろな方に見ていただけることは大変名誉なことだと思います」と話していました。
移植式では、6年生児童が「かしの木2世」の成長を願いながらシャベルで土をかけ植樹を行った後、児童代表の土肥叶愛(のえる)さんが「かしの木がどんどん樹勢が弱っており、とても心配していました。でも、このように若木を移植することができ、とてもうれしいです。三島小学校のシンボルのかしの木が、大きく成長していくことを願っています。私たちもかしの木のように、中学校で成長していきたいと思います」と挨拶を述べました。