東予森林管理推進センターの設立総会及び開所式が行われました

　3月29日水曜日、東予森林管理推進センターの設立総会及び開所式が行われました。

　個人などが所有する国内の森林約2/3が適正に管理されていないとされるなか、国の森林経営管理法に基づき「森林経営管理制度」が設けられました。
　この制度は、適切な経営管理が行われていない森林の経営管理を林業経営者に集積・集約化する一方で、それができない森林の経営管理を市町村が行うことで、森林の経営管理を確保し、林業の成長産業化と森林の適切な管理の両立を図るものです。
　この新たな森林管理法システムを推進するため、今治市、新居浜市、西条市、四国中央市、上島町の東予5市町の森林経営管理制度推進に関する事業の調整を行い、林業経営の効率化及び森林管理の適正化を図ることを目的として、「東予森林管理推進センター」が設立されました。

　設立総会では、篠原市長より「愛媛県は森林大国です。森林は放っておくと荒廃していきますが、きちんと管理することで治水対策にも地域資源にもなりうる重要な資産です。これからはセンターを中心に、行政・団体の垣根を越えて森林のリノベーションに取り組んでいきましょう」と祝辞が述べられました。