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7月28日(水曜日)、温室効果ガスの排出を全体として実質ゼロにすることを目指して設立された「四国中央市カーボンニュートラル協議会」の第1回協議会がしこちゅ~ホールで開催されました。会員企業の大王製紙株式会社、丸住製紙株式会社、愛媛製紙株式会社のほか、経済産業省、環境省、国土交通省、愛媛県、市、紙パルプ工業会の会員企業などが出席し、事務局を務める株式会社日本政策投資銀行執行役員兼経営企画部サスティナビリティ経営室長の原田文代さんが「カーボンニュートラルを巡る政策・技術動向と四国中央地域への示唆」と題して講演を行いました。
講演では、「我が国は2050年にはCo2の排出量の削減と除去を併せて実質0を目指しています。四国中央市は「パルプ・紙・紙加工品製造業」の出荷額が全国一位です。四国中央市が誇る紙関連産業はエネルギー多消費型の産業であるともいえ、地域の企業が連携してエネルギー転換を図り、カーボンニュートラルを目指す本協議会のあり方は、素晴らしいモデルケースとなります」と話しました。