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10月1日金曜日、令和3年9月定例会において可決された「四国中央市障がいのある人もない人も共に安心して暮らせる愛ある社会を目指す条例」の制定にかかるセレモニーが開催されました。
この条例は、市、市民及び事業者の責務を定め、これらの者が相互に連携し、または協力して障がいに対する理解を促進させ、その支援に取り組むために必要な項目を定めることにより、共に安心して暮らせる愛ある社会を実現することを目的に制定されました。
セレモニーでは、吉田市議会議長から条例制定に至る経緯、教育厚生委員会の吉原委員長から条例公布後予定されている啓発活動について説明がありました。
懇談の中で吉原委員長は「障がい者差別解消に向け、市民の方々に本条例を理解していただくだめ、ヘルプマークの普及など具体的な活動に取り組んでいきたいです。」と話し、篠原市長から「この条例の趣旨を大事にしながら、市民の皆さま方には、一歩でも前に理解を進めてもらいたいです。」と話されました。
本条例に関する啓発活動の一つとして作成された、啓発パンフレットは市内の公民館や公共施設に設置され、「みきゃん」や「しこちゅ~」がイラストされたクリアファイルは、市内小・中学校の全生徒、教員に向け配布され、障がい者差別解消に向けた教育に役立てられる予定です。