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10月24日日曜日、しこちゅ~ホールでブラジル最大のクラシック音楽事務所「Artematriz(アルチマトリース)」の専属ソプラノ歌手で、本市出身のガネヴィ正美さんが出演するオペラ・レクチャーコンサート「ラ・ボエーム」が開催されました。
「ラ・ボエーム」は、19世紀前半のパリを舞台に、明日の成功を夢見る定職を持たない若き芸術家たち「ボヘミアン」の貧しくも自由な生活を描いた、世界中の歌劇場で最も上演されているプッチーニ作曲のイタリアン・オペラです。
ステージでは、ガネヴィ正美さん(ミミ役)をはじめ、テノール歌手の柾木和敬さん(ロドルフォ役)、バリトン歌手の山岸玲音さん(マルチェッロ役)、ソプラノ歌手の角南有紀さん(ムゼッタ役)、ピアニストの池田慈さんによる圧巻のオペラが繰り広げられました。また、ナビゲーターの近藤誠二さんによる解説や、ステージ上に字幕を投影するなど、親しみやすい工夫がなされるなか、会場では圧倒的な声量と美しい歌声、美しい演奏が織りなすオペラの世界に観客は吸い込まれていました。