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11月12日金曜日と13日土曜日の2日間、暁雨館にて「庭園ライトアップ」と「屏風コレクション展 -灯(あかり)と闇(やみ)をまとわせて」が開催されました。
これは、四国中央ふれあい大学の取り組みによるもので、今から約300年前、江戸時代の入野村庄屋山中家によって築造された庭園(現在の暁生館)をライトアップしたもので、静寂に包まれた歴史ある庭園が、春夏秋冬をイメージした幻想的な光で彩られました。
会場を訪れた人たちは、庭石に浮かび上がった木々を背景に写真を撮るなど、昼間とは違う美しさを持つ庭園を楽しみました。
また館内では、屏風コレクション展が開催され、安藤正楽をはじめ江戸から明治・大正時代の屏風作品が、当時の灯に近い雰囲気で展示されました。来場者は、「ぼんやりとほの暗い灯の中で作品が展示され、暁雨館の建物自体の魅力と相まって、普段とは違った雰囲気の中、鑑賞を楽しむことができました。」と話しました。
会場内では、他にも、書道パフォーマンスの作品展示やミニ菊花展も行われていました。