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11月13日土曜日、歴史考古博物館-高原ミュージアム-で企画展「カタチが変わる-型式学の世界-<横穴式石室編>」が開催されました。
本企画展は、カタチの違いに着目した考古学の研究法である「型式学」を、もっと身近に親しんでもらおうと企画されたものです。
参加者は、後藤寛子学芸員の解説のもと、博物館周辺の住宅街の一角にある古墳を巡りながら、石室に使われている石材のカタチの変遷を通じて、時代の移り変わりを学びました。
また、宝洞山1号墳、宝洞山2号墳、国指定重要文化財の宇摩向山古墳の横穴から、実際に古墳の石室に入り、石室の大きさや使われている石材の大きさを見比べながら、当時の社会背景や人々の暮らしの変化を感じて取っていました。
その後行われた「型式クイズ」では、横穴式石室シールを年代の古いものから新しいものへ並べ替え、正解者には宇摩向山古墳のクリアファイルが贈られていました。