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現在、暁雨館で企画展「山中家と文学~入野村庄屋の蔵書を紐解く~」が開催されています。
この企画展は、庄屋でもあり、俳人としても活躍した山中家第九代当主「関卜(かんぼく)」とその息子「時風(じふう)」について、俳諧にまつわる資料や、辞書や読み物といった「和綴じ本」を紐解くことによって、山中家の教養がどうのように培われてきたのか、その一端を紹介しようと開催されています。
展示されている資料からは、関卜と時風が熱心に俳諧を学んだことや、その学びを「入野の原顕彰運動」へつなげたことで、「入野」が各地の俳人に知られ、小林一茶も立ち寄る「俳諧の里」となったことを読み解くことができます。また、小林一茶の筆と思われる貴重な資料も展示されていますので、ぜひともお立ち寄りください(入場料無料)。
なお、この企画展は2月6日日曜日まで開催されています。