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2月16日水曜日、市消防本部、県土木事務所などによる、大王海運株式会社金子臨海4号倉庫への立ち入り検査があり、消防用設備の管理状況をはじめ、避難経路や指定可燃物の保管状況などの点検が行われました。
この立ち入り検査は、昨年11月29日に大阪市此花区で発生した大規模倉庫火災を受けて、類似火災防止を目的に行われました。総務省消防庁からの通知により、5万平方メートル以上の倉庫を検査対象としており、金子臨海4号倉庫(5万4446平方メートル)が四国唯一の対象となりました。
立ち入り検査では「消火器などの消防用設備に不備がないか」「避難経路が確保されているか」「消防設備の点検や避難訓練などが行われているか」などの確認が行われただけでなく、消防用設備の使い方や管理方法についての説明もありました。
消防職員は「可燃物の多い倉庫は延焼しやすいため、日頃から可燃物の管理や消防用設備の維持管理、訓練実施など、火災による被害を最小限に抑えるための対策を講じて欲しい」と話していました。