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本市の特産品の一つ「煮干しいわし(いりこ)」の材料となるカタクチイワシの漁が、6月12日水曜日に解禁されました。漁は長さ約200メートルの「パッチ網」と呼ばれる網を使い、魚群を見つけると、2隻の船で海中に流した網を引っ張ります。
この日も、引き揚げられた網にはカタクチイワシがたくさん入っており、運搬船ですぐに加工場へと運ばれ、「煮干しいわし」に加工されました。
川之江漁業協同組合の三好猛組合長は、「質のよいカタクチイワシがとれ、昨年と同様に質、量ともにいいスタートが切れた。おいしいいりこをたくさん食べてほしい」と話していました。
漁は8月末ごろまで続き、できあがった「煮干しいわし」は、県内をはじめ全国に出荷されます。