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9月10日火曜日、JAうま総合経済センターで「鳥獣害対策研修会」が開催されました。本研修会は、野生鳥獣による農作物被害が増加する中、地域で被害対策を考え実践するために開催されており、初めに野生鳥獣対策連携センターの阿部豪さんが、「サルの生態と効果的な対策について」との演題で講演し、ニホンザルや猪、鹿の被害に遭わない、被害を食い止めるためにはどうすればいいかを映像を用いながら、詳しく、そして時折笑いを取りながら紹介しました。
また講演後の活動事例紹介では、天満上地区農作物被害防止施設管理組合長の寺尾保さんから、土居町天満地区で行っている活動報告や、地域おこし協力隊の青木藍さんが新宮町で行っている有害鳥獣捕獲の事例や、青木さんが研究している猪の油を使った石鹸などが紹介されました。
集まった参加者は、講演や事例紹介に相槌を打ちながら熱心に聞き入り、被害を食い止めるため真剣に学んでいました。