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6月12日金曜日、カタクチイワシ漁が解禁されました。
朝5時半に川之江港を出港した漁船は、網を引き揚げる本船2隻と運搬船2隻が1つの船団となり、群れをなして泳ぐカタクチイワシを400メートルほどの網に追い込み、漁師たちが手際よく引き揚げました。
イワシは傷みやすく、氷の効かし方や加工所までの運搬スピードが製品の仕上がりを左右するため、水揚げされたカタクチイワシは、すぐに運搬船で加工所に運ばれ、煮沸されました。煮沸後、約20時間乾燥させ、イリコ製品「媛いりこ」として全国に出荷されます。
県漁協川之江支所の三好猛運営委員長は「解禁初日としては質、量ともにいいスタートが切れた。いりこは栄養価が高いので、お子さんをはじめ全国の人にしっかり食べてもらいたい」と話しました。