本文
6月7日日曜日から7月5日日曜日までの間、紙のまち資料館で「第30回郷土の作家展」が開催されています。
この企画展では、市内で活躍している芸術作家の作品約40点が展示されています。
下の写真左は、石川景水さんの作品「冬の湖畔」で、『漉き絵』という手法で描かれています。和紙の手漉きの過程で、自ら採取した植物の繊維などで色を作り、スポイドなどで流し込んで作品にする手法です。
石川さんは「この作品の白色は、和紙を漉いたそのままの色です。筆を一切使っておらず、端から色を入れていき、水の流れなどを表現する。額も自作です」と話すと、来館者は、「描いたものと錯覚する。迫力がすごい!」と驚いた様子で作品に見入っていました。