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7月13日(水曜日)、新宮小学校でプログラミング教育の公開授業があり、同小学校の5・6年生21名と市内小学校から参加を希望する6年生11名の計32名が授業に参加しました。
今回のプログラミングの授業では、ブロックで有名なレゴ社のロボット「マインドストームEV3」を使用。愛媛大学社会共創学部の高橋学教授が講師、同学部の学生が補助となり、障害物を回避しながらゴール地点まで自走するロボット作りに挑戦しました。
ロボット作りに興味津々な児童たちは、プログラミングを分かりやすく説明する先生のお話に、真剣な眼差しで聞き入っていました。そして、本体となるロボットの組み立てでは、補助の大学生にアドバイスをもらいながら、各々のグループで話し合った形状のロボットに仕上げていきました。
その後、ロボットに命を吹き込むプログラムを導入し、オリジナルのロボットが完成。今回の目的である障害物を回避しながらゴール地点まで自走できるかどうかを検証するため、予め準備しておいた障害物コースを実際に走らせてタイムを競い合うレースを行いました。レースでは、障害物をよけきれずに転倒したり、ゴールに辿り着けずに迷走するたび、プログラムを調整するなど児童たちは悪戦苦闘。しかし、無事ゴールにたどり着くと、大きな歓声と拍手で会場は盛り上がっていました。
授業の最後は、児童代表の新宮小学校6年生三輪央佑さんが「大学生のお兄さんやお姉さんと一緒に協力しながら、みんなで試行錯誤してロボットが完成し、楽しかったです。とてもいい経験となりました。ありがとうございます。」と感謝の言葉述べました。
また、授業に参加した長津小学校6年生の河村風雅さん(写真下)は「学校で配布されたプリントでこの授業があることを知り、プログラミングは家でも取り組んでいますが、ロボットを動かすようなプログラミングは初めてで、ロボットが障害物にあたると仰向けになったりしたけど、初めて出会う他校の同級生と協力しながら完走できたので、とても楽しかったです。」と満面の笑みで話してくれました。