本文
12月19日火曜日、四国中央市と新居浜市は愛媛大学を訪れ、県内では県庁所在地の松山市のみが受験会場となっている大学入学共通テストについて、東予でも受験できるように求める要望書を提出しました。
現在、愛媛大学は県内の試験会場を選定する「愛媛県連絡会議」の世話大学となっており、この手交式に、本市からは高橋誠副市長(四国中央市)と三島高等学校の篠原晃PTA会長が出席。
石川勝行市長(新居浜市)と新居浜南高等学校の岡政徳PTA会長と一緒に、愛媛大学の仁科弘重学長に要望書を提出しました。
要望書には、東予地域の高校生は受験会場である松山市に宿泊しなければならない状況で、慣れない環境下で受験に挑む高校生の精神的・肉体的負担は大きく、保護者にも経済的負担が生じていると説明。
松山市周辺の高校生と同じような負担で受験に挑むことができるような環境整備を求めました。
要望書を受け取った仁科学長は、「県教育委員か大学入試センターなどと情報共有・協議したい」と述べ、今後、共通テストを入試に利用する県内8大学による愛媛県連絡会議において検討されます。