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1月21日日曜日に開催された「令和6年四国中央市消防出初式」には、市内全20分団から消防団員約600人が出席。会場のしこちゅ~ホールには、市民の命を守るため訓練に励み続ける団員たちの凛々しい表情が並びました。
式典では、昨年度顕著な功績をあげた団員136人と2分団に、愛媛県知事表彰を含む名誉ある賞が贈られました。
受賞者を代表して土居方面隊天満分団の藤田分団長が
「市民の生命と財産を守り、地域の信頼に応えられるよう、より一層努力していく」と、来賓や家族が見守る中、決意を新たにしました。
式辞の中で篠原市長は、
「市民の生命と財産を守るため、力を発揮されている地域消防のみなさんに感謝する。被災地の一刻も早い復興を願うとともに、本市に起こり得る災害や火災の予防と対応に、引き続き取り組んでいただきたい」と、感謝と激励の言葉を贈りました。
また今年の式典では、市内3高校による合同の吹奏楽コンサートがありました。高校生たちから音楽のエールを贈られた団員たちは、その音色に聞き入りながらも、守るべき市民の姿を再認識していました。
だれもが地震や火災の恐ろしさを再認識した年明け。式典は、例年にも増して、地域防災の重要性を実感するものでした。