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これまで市発足20周年に合わせて市のシンボルとなる市の「花」と「木」を制定するため、市発足20周年記念事業実行委員会において協議を重ねてきましたが、昨年から寄せられたタウンコメントを踏まえ、本市をアピールする花と木について審議を行い、市の花を「ミツマタ」、市の木を「五葉松」と決定しました。
紙の原料となる「ミツマタ」は、”日本一の紙のまち”の象徴となり、伝統と海外への発信力を誇る「五葉松」とともに、当市の名声を一層高めてくれるものとして、期待しています。
和紙の原料となるジンチョウゲ科のミツマタ属に属する落葉性の低木。三つ又に分かれた枝の先に黄色い花を咲かせます。
新宮町や翠波高原の「みつまたの里」など、本市にはミツマタ畑が広がり、「紙おどり」の歌詞にも「こうぞみつまた花が咲く~♪」と唄われているように、地域に根ざした花となっています。
・紙の原料となるため、紙のまちである四国中央市にふさわしい。
・子どもの頃にミツマタの皮剥ぎを手伝った思い出があり、畑一面に咲き誇っているミツマタの花は本当に綺麗である。
・四国中央市になってからの新たな花のイメージとして良いと思う。
旧土居町の木に制定されており、東赤石山に太古より自生する松の原種。
盆栽の女王と呼ばれる「赤石五葉松」は世界的に評価が高く、県の天然記念物にも指定され、400年以上の歴史を誇る市の特産物となっています。
・今海外での人気が高まっており、紙のまちと共にふさわしい。
・五葉松は素晴らしく美しいものだと思っているので、四国中央市のシンボルとなることを願っている。
市の花「ミツマタ」については、市施設内に植樹を行い、市民に親しまれるよう周知して参ります。
また「五葉松」についても、イベント等での展示を行い、市の木としてのイメージアップに努めて参ります。