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「日本一の紙のまち」で最新技術を、四国セルロースナノファイバー展示会

8 働きがいも経済成長も
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記事ID:0045814 更新日:2024年9月26日更新

9月26日木曜日、しこちゅ~ホールで「四国セルロースナノファイバー展示会」が開催されました。

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四国地域の産業・技術の振興と地域経済の発展に活動する「四国CNFプラットフォーム」が開いた展示会には、環境にやさしく、多方面で高機能を実現する新素材「セルロースナノファイバー(CNF)」の研究に取り組む市内企業など14社が出展。

自社製品や研究成果の紹介のほか、企業間で積極的に交流や情報共有などが行われました。

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展示会後には、「CNF実用化事例紹介セミナー」が行われ、大王製紙株式会社新素材事業推進室の大川淳也部長と丸富製紙株式会社(静岡県富士市)生産技術&新製品開発部の八木英一部長が登壇しました。

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大川部長は、CNFの実用化に向けた取り組みやCNF複合樹脂の特徴などを説明し、「CNF事業の拡大を目指し、年間2000トンの生産が可能なCNF複合樹脂プラントを2025年度に稼働予定です。これからもお客様のニーズに応えられる研究開発を行っていきたいです」と話しました。

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また八木部長は、CNFを使用した芯なしトイレットペーパーの開発のほか、CNFを活用したコンクリートや壁材の研究などを説明。「富士市CNFプラットフォームやデジタルツールを活用したCNFオープンイノベーションなどでのつながりを大切に、今後も製品開発につなげていきたいです」と企業間でのつながりの大切さを話しました。

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四国CNFプラットフォームの運営委員長で、自身もCNF研究に取り組む愛媛大学紙産業イノベーションセンター長の内村浩美教授は、「このような展示やセミナーを通して企業間で連携し、オールジャパンでCNF研究を進めていきたいです。CNFが地域産業の活性化につながると嬉しいです」と、CNFがもたらす明るい未来に期待を寄せました。

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