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本市在住の水引細工職人・星川安弘さんが「現代の名工」に選ばれました。
「現代の名工」とは、優れたものづくりの技術を後世に受け継いでいくため、厚生労働省がきわめて優れた技能を有する人などを表彰しているもので。
12月9日月曜日、星川さんは、受賞を報告するため篠原市長を表敬訪問し、「今回の受賞は、私の細かな技法などが評価されたのではないかと思っています。これまでお客様に喜んでもらえるようにさまざまな工夫しながら夫婦で制作してきました。これからも、水引細工という文化が途絶えないよう頑張ります」と、更なる活躍を誓いました。
篠原市長は「現代の名工に選ばれることは本当にすごいことです。これからも健康に気を付けて夫婦で頑張ってください」と激励しました。
星川さんは、昭和16年に川之江町で生まれ、父親の後を継いで水引細工職人となりました。熟練の技と豊富な知識でさまざまな作品を制作し、これまでに愛媛伝統的特産品展での受賞や愛媛伝統工芸士認定、優秀技能者知事表彰など、多くの功績を挙げてきました。
また、新たな手法を習得し、デザイナーとコラボレーションしてモダンな作品を発表するなど、水引細工の可能性に挑み続けています。