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2月22日土曜日、本市で活躍する防災士の連携や知識・技能の向上、地域防災力の強化を目指すため、四国中央市防災士ネットワークが設立されました。
防災士は、防災に関する知識と技能を持ち、地域や職場などで災害予防や対応の指導・支援を行う専門職です。
現在、本市には16~83歳まで980人の防災士がおり、企業や自治会に向けた防災意識普及のための啓発活動や防災訓点の運営など、地域の防災リーダーとして活動しています。
この日、消防防災センターで行われた設立式には、44人の防災士が参加し、防災士ネットワークの意味や今後の活動について確認したほか、防災士間で情報交換を行いました。
また、設立式後に行われた防災講演会では、東日本大震災で被災した大谷慶一さん(いわき語り部の会・福島県在住)が登壇し、「自分の命は自分で守る」という演題で、地震発生から避難までの時間や目の前で失われていく街の景色など、体験談や地震に備えるためにして欲しいと熱く語り掛けました。