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5月1日木曜日、包装資材総合メーカーである福助工業株式会社(井上雄次代表取締役社長)と本市が、「災害時における施設の一部使用に関する協定」を締結しました。
本協定は、災害時に同社の新本社事務所(村松町)の施設の一部を福祉避難所として使用する内容です。
今年4月に完成した同社の新本社事務所は、災害時など停電や下水道施設の利用停止といった事態が想定される中でも事業を継続できるよう、太陽光発電設備や非常用汚水貯留槽、マンホールトイレなどを完備しています。
災害時には、多目的ホールを活用し、障がいのある方や高齢者、妊産婦など特別な配慮を必要とする「要配慮者」を受け入れます。
新事務所で行われた締結式で井上社長は「環境に優しく災害時にも事業継続できるインフラを兼ね備えた新事務所です。地域貢献につなげたいという思いから、今回の協定締結に至りました」と話しました。
大西市長は「素晴らしい施設を福祉避難所として利用できることは大変心強いです」と感謝を述べました。