本文
5月22日木曜日、地震の揺れを体験できるマットを活用した研修会が消防防災センターであり、本市の防災士ネットワークの会員が実際に体験しました。
このマットは「YURETA(ゆれた)」と呼ばれ、神奈川県のNPO法人・減災教育普及協会が民間企業と共同で開発したものです。
人がマットの上に乗り、周りの人がマットの端を引っ張って揺らすことで、震度5~7程度の激しい揺れを体験することができます。
参加者は、「起震車とは違い、掴めるものがないので揺れに耐えるのが想像以上に難しかった。災害時に自分は何ができるのか、どういう行動が取れるのか改めて考える良い機会になった」と話しました。
講師を務めた江夏理事長は「正しい避難行動とは、被害に遭わないための行動です。起こりうる被害をイメージし、それに応じた備えと行動を身につけてほしい」と呼び掛けました。
今後は、研修を受けた防災士が地域でマットを活用して研修内容を広めるとともに、小中学校などからの依頼に応じて、体験型の研修を実施していく予定です。