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7月7日火曜日から8月30日日曜日までの間、暁雨館で「収蔵庫モノがたり」が開催されています。本展では、絵画を中心に、江戸時代の儒学者近藤篤山(とくざん)や、近代に地域で活躍した方々の作品が展示されています。
上の写真は、森実公陽(もりざねこうよう)※の作品「臥虎図」ですが、本作品は、寄贈者がディスカウントストアで売られていたのを購入し、その足で暁雨館まで来られて寄贈されたそうです。
また、寄贈者からは「自宅で作品を持っておくよりも、地元の郷土資料館に展示してもらい、資料として扱ってもらうほうが本当の郷土資料の価値が出てくる。単なる美術品ではない」という話も寄せられていることから、当時のエピソードや作品への想いが一緒に紹介されています。
※森実公陽(もりざねこうよう)…明治から昭和にかけて活躍した妻鳥町出身の日本画家