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ノーベル物理学賞受賞を祝して
本市出身の真鍋淑郎博士が2021年ノーベル物理学賞を受賞しました。二酸化炭素濃度が地球温暖化に影響することをいち早く問題提起し、地球の気候をコンピュータを用いてシュミレーションし、再現する方法を開発して、気候変動の予測に関する研究を先駆的に開拓したことなどが高く評価され、ノーベル賞の選考委員会は「現代の気象研究の基礎となった」と述べています。このたびの真鍋博士の受賞によって、日本人のノーベル賞受賞は外国籍の方を含め28人。物理学賞としては12人となりました。気象学の分野でノーベル物理学賞を受賞することは極めて異例のことで、世界を驚かせました。
真鍋博士の研究によって、人間の活動が活発になるにつれて大量に放出された「温室効果ガス」が、地球全体の平均気温を急激に上昇させていることが世界の常識となりました。「地球を救う救世主」ともいえる真鍋博士の受賞を機に、私たちも気候変動問題を改めて見つめ直してみたいものです。
真鍋博士、ノーベル物理学賞受賞の快挙、本当におめでとうございます。
ノーベル賞受賞を祝うプリンストン大学
プリンストン大学で上席研究員として研究を続けている真鍋博士。学生らも、真鍋博士のノーベル賞受賞を祝福しました。
ノーベル賞受賞を祝う東京大学
東京大学HP・令和3年10月7日
真鍋淑郎博士は、東京大学理学部を卒業し、同大学で理学博士を取得されました。大先輩の受賞に、ホームページにはお祝いの言葉が掲載されています。
四国中央市における祝意表明
真鍋淑郎博士のノーベル物理学賞受賞を心からお喜び申し上げます
真鍋淑郎博士への四国中央市市民栄誉賞授与について
真鍋淑郎博士のノーベル物理学賞受賞にかかる懸垂幕設置
真鍋淑郎博士のノーベル賞受賞を受けて母校書道部がお祝いメッセージを揮毫
祝 真鍋淑郎博士 ノーベル物理学賞受賞(広報四国中央) [PDFファイル/427KB]