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1月22日(日曜日)、川之江栄町商店街で前日から開催されていた「寺まちon 2023」において、本市の新たな名物「いりこ酵母パン」がデビューしました。
「いりこ」と「パン」という、一見相まみえない組み合わせは、本市の特産品である「ひうち媛いりこ」を使って作った天然酵母により実現しました。
第一弾として販売されたのは、ベーグルと塩パンの2種類。
製造・販売を行ったのは、市内の就労支援事業所「パン工房『ともむぎ』」と「ステップ by すてっぷ」です。
イベントのメイン会場である「にぎわい広場」に面したブースに、2種類の「いりこ酵母パン」が並ぶと、SNSを見てきた人や店員の呼び込みに足を止めた人などで行列ができ、用意されたパンは販売から30分ほどで完売しました。
この「いりこ酵母パン」の開発とプロデュースを手掛けたのは、本市出身でクリエイティブプロデューサーの三好和彦さん(株式会社ZNEM代表/日本伝統食文化協会理事)。
プロジェクトにかける想いを次のように話してくれました。
「いりこそのものを主役にするのではなく、味噌汁の出汁のようにいりこの持つ「うまみ」を使うことにこだわりました。
水福連携※として2事業所からスタートした「いりこ酵母パン」ですが、将来的には学校給食そしてご家庭でも作っていただけるようにしたいです。家庭の数だけ味噌汁があるように、この「いりこ酵母パン」もさまざまな形やシチュエーションで多くの方に食べていただき、いりこの魅力を再発見してほしいです。」
いりこ酵母パンの購入はこちらから
パン工房ともむぎ 土居町小林1785-1
ステップbyすてっぷ直営販売所「ゆーみん」 川之江町2472-1
四国中央市役所内販売所「だんだん」(水曜日) 三島宮川4-6-55
※水福連携・・・障がい者などが水産業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参加を実現していく取り組み。