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四国中央市交通安全母の会(西川康子会長)では、市内の中学校や市、警察署などと連携して、市民に交通安全を呼びかける啓発活動を行っています。
2月24日金曜日にハローズ川之江店で行われた啓発運動では、川之江北中学校の生徒らが同会の会員とともに、来店者に啓発チラシと手作りのお守り渡し、交通安全を呼びかけました。
この日用意した120個お守りは、同校の生徒らが「地域ふれあい講座」で作ったものです。帽子をかたどった水引のお守りには吸盤がついており、さまざまな場所に付けられるようになっています。
配布したチラシは「横断歩道で大人も手を上げよう運動」と「自転車安全利用五則」の2種類。
これらの運動について四国中央警察署交通課の伊藤上席係長は、
「横断歩道を渡るときは、車にアピールするために大人であっても手を上げることが大切です。手のひらを見せる程度でも良いので、手を上げましょう。また、4月からは自転車を利用するすべての人に、ヘルメットの着用が義務づけられます。生徒のみなさんは、ご家族や身近な人に教えてあげてください」
と話していました。
啓発活動に参加した川之江北中学校3年の田原柚依(ゆい)さんは、
「下校中に横断歩道を渡っていたら、スピードを出した車が直前で止まってヒヤッとした事がありました。横断歩道を渡る時には少しでも手を上げて、車にアピールすることが大事だと思います。啓発活動に参加して、改めて交通安全について考えることができました。いろんな世代の人に交通ルールを守って欲しいと思います。」
と話してくれました。