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昨年から今年にかけて行われた公式・公認競技会で、50メールと100メートルの背泳ぎ及び200メートルの個人メドレーで標準記録を突破した中曽根小学校5年の森下泰明さん(エリエールスポーツクラブ)が、全国大会への出場を決めました。
3月16日(木曜日)に篠原市長を表敬訪問した森下さん。「全国大会に向けて、スピードを出せるように頑張っています。目標は優勝です。」と、大会にかける意気込みを話しました。
篠原市長は「水泳は自分との闘いです。途中で根負けしないように、そして困難を突破できるよう頑張ってください」と激励しました。
続いて東教育長が「努力できることも才能のひとつです。全国大会という広い世界で自分の可能性を試し、さらなる目標を見つけてきてください」と森下さんを激励しました。
生まれた時は体が弱かったという森下さん。体力づくりのため生後6か月で水泳を始め、小学1年生で選手コースに所属。小学4年生の時にはトップチームに上り詰めました。
しかし、これまでに挑んだ2回の競技会では、標準記録にわずかに届かず涙を呑んだ森下さん。練習は週8回。練習場まで自宅から歩いて通うなど、並々ならぬ努力が実り、3月26日から東京辰巳国際水泳場で行われる「第45回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会」への切符を掴みました。
将来の夢について森下さんは「世界新記録を出すことです。そのために、まず日本一になりたいです。」と話してくれました。